2020.10.28

並ばれると

並ばれると見ちゃう。

学生時代は鉄のパイプを真っ赤になるまで熱して、分厚い紙に焼き跡を並べてつけていた。
焼き跡は同じようにつけても、かすれ方や穴が開いたり、違う表情のものが並ぶ。

並んでいるものに目がいく。

方眼状の窓、渋滞のテールランプ、たまたま並んだ木の実。

それは整然とした心地よさだったり、並んでいるのに違うものであるバランスだったり。
そこから受ける印象や情報を覚えていたくなる。